前例の少ない分野の場合、実用化への意識の薄さや実現へのハードルが高い傾向にあります。そして、実用に向けた評価指標が検討しきれず、コストや製造障壁が上がる原因となっています。より産学官連携の活用や大学発ベンチャーへの支援などが活発になるといいように思いますし、そのためのきっかけづくりを行っていきたいです。また、現状、植物の生育などのように、同じ方法で製造しても同じものができない≒完成品を評価する必要があるのが現状。しかし医療現場ではそれでは、時間もコストもかかり、さらに患者さんのタイムリミットにも関わることが問題となっています。