通常、架橋化フィブリン(血栓)の形成により線溶が活性化され、架橋化フィブリン分解産物(Dダイマー)が生成されます。
一方、過剰に線溶が活性化されるとフィブリノゲン分解産物(FgDP)が生成され、Dダイマーとあわせてフィブリン・フィブリノゲン分解産物(FDP: Fibrin/fibrinogen degradation products)と呼ばれています。FDPは線溶活性化の評価で用いられており、各種のDIC診断基準に採用されています。
試薬の特徴
- 測定範囲は1.0~120.0μg/mLです
- 液状キャリブレータ・コントロールで運用可能です
- 当社従来試薬とのDICスコア一致率が良好です
使用目的:血漿中フィブリン及びフィブリノーゲン分解産物(FDP)の測定