《ここがポイント！》

• 労働者健康安全機構が運営する全国労災病院29病院の2024年度経常収支は114億円の赤字となり、前年度から16億円拡大した。
• 新型コロナ関連補助金43億円の廃止と医療材料費10億円増が主因。入院収入は診療報酬改定対応や高額医薬品使用増により39億円増加したが、外来収入は11億円減少。病床利用率は77.1％と1.2ポイント改善。
• 同機構は病床機能見直しや削減を加速し経営改善を図る。