院外処方移行収入シミュレーション(メディコムの電子カルテ、レセプトコンピューターをお使いの医療機関様限定)
院外処方移行収入シミュレーション
概要
近年の度重なる薬価引き下げに加え、2024年度の診療報酬改定により薬価差益の確保がさらに困難になっています。加えて、医薬品供給の不安定化や在庫管理コストの上昇などの背景から、院内処方を維持する医療機関では経営的な課題が増しています。
こうしたなか、医薬分業は全国的に定着が進んでおり、厚生労働省と業界各団体の報告によれば、
・2023年度の全国平均の医薬分業率は80.3%、
・2024年度には82.1%に上昇したとされています(※1)。
都道府県別では、秋田県が93%を超えて全国トップ、次いで青森県や新潟県などが90%台に達する一方、福井県は約63%と地域差も見られます。
医薬分業のメリットは、人件費等の固定費の圧縮と共に、薬剤購入や在庫管理にかかる時間や手間、管理スペースの解消など、薬剤管理に係る先生方の負担軽減に繋がるのはもちろんの事、なにより不良在庫を考えることなく新薬が採用できるなど、処方薬選択範囲の拡大によるメリットが大きいのではと思います。
また、薬剤師による服薬指導や相互作用のチェックなど、患者の安全性と納得感の向上にもつながります。
一方で、「医療費が上がった」「薬局に行く手間がある」といった患者の声もあるのは事実ですが、分業が浸透した現在では、専門職による丁寧な説明や、服薬の安心感を評価する声も増えています。
ウィーメックスでは、お客様がご使用の電子カルテ・レセコンの集計データを分析した、院内と院外の収入比較シミュレーションを実施しております。
データに基づくクリニック経営の戦略ツールとして、是非ご活用ください。
出典元:(※1)日本薬剤師会「医薬分業進捗状況(保険調剤の動向)」
https://www.nichiyaku.or.jp/yakuzaishi/activities/division/faqShinchoku
- ※当該サービスは診療報酬データを活用したシミュレーションとなる為、処方回数等から推測して行うシミュレーションより正確なシミュレーションの提供が可能となります。
注意事項
- こちらのサービスはメディコム製品をご利用のお客様限定のサービスでございます。
- 院外処方から院内処方への移行シミュレーションには対応しておりません。
- こちらのサービスは、お使いのレセコン・電子カルテの集計データを活用してシミュレーションを行うものです。個人情報の収集は行いません。
- 集計データを活用した試算となる為、シミュレーション結果と実際の診療報酬には若干の誤差が生じます。予めご了承ください。
院外処方移行収入シミュレーションのスケジュール
院外処方移行収入シミュレーションの工程は、医療機関様立ち合いのもと、電子カルテ・レセコンから担当者が集計データをお預かりし、弊社専任スタッフにてシミュレーション分析を行います。
その後、担当者よりシミュレーション結果を医療機関様にお届けします。
- ※弊社専任スタッフより詳細な説明をご希望の場合は担当者にご相談ください。
- ※お申込から報告会の実施まで概ね2週間程度お時間を頂戴いたします。
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STEP.1電子カルテ・レセコンから集計データをお預かりします
任意の4月分の診療報酬集計データを担当者がお預かりします。
※4月分を超える場合は追加の料金が発生します。
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STEP.2専任スタッフにてシミュレーション作業を行います
専任スタッフがシミュレーション作業を行い、報告書を作成します。
※約2週間ほどお時間を頂きます。
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STEP.3報告書をご提供させて頂きます
担当者から報告書を医療機関様にご提供させて頂きます。
※専任スタッフからの詳細な説明をご希望の場合はご相談ください。
効率よくシミュレーションを実施して頂くために
任意の4月分は医療機関様の状況に応じてご指定下さい。
例:直近の4月分
昨年の4月、5月と今年の5月、5月の4月分
季節毎に1月、4月、7月、10月の4月分 など
料金
- 任意の4月分
- 27,500円(税込)
- ※4月分を超える場合は1月毎に5,500円(税込)の追加料金が発生します。
院外処方移行収入シミュレーションのお問い合わせ及びお申込み
担当させていただいております営業所又は販売代理店にお問い合わせください。
- ※こちらのサービスはメディコム製品をご利用のお客様限定のサービスでございます。